大社の祝凧(読み)たいしゃのいわいだこ

事典 日本の地域ブランド・名産品 「大社の祝凧」の解説

大社の祝凧[人形・玩具]
たいしゃのいわいだこ

中国地方島根県の地域ブランド。
出雲市大社町で製作されている。縁起の良い鶴・亀の文字を形どった2枚1組の祝凧。出雲大社宮司の千家家と北島家の両家に伝わったもの。江戸時代の元禄期、両家に祝い事があると各々の凧を村人があげた。それが大社の祝凧の始まりといわれる。後に一般家庭にも普及し、現在では結婚祝いや新築祝いとして喜ばれている。島根県ふるさと伝統工芸品

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「大社の祝凧」の解説

大社の祝凧

島根県出雲市大社町で生産される工芸品。鶴と亀の文字が書かれた2枚1組の凧。出雲大社宮司の千家家と北島家に伝わる。島根県ふるさと伝統工芸品。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android