千家家
大国主命を祭る出雲大社の祭祀を担う「出雲国造」で宮司を代々務めてきた家柄。南北朝時代以降、宮司は千家、北島の両家に分かれ交代で務めてきたが、明治時代以降は千家家が務めている。神話の世界では千家家の祖先は、皇室の祖神とされる天照大神の次男天穂日命となっており、皇室とも縁がある。60年に1度、本殿や末社の修造をする大遷宮を執り行い、毎年旧暦10月に行われる神在祭などの神事を営む。9月7日に禰宜から権宮司に昇格した国麿さんの父尊祐さんが、第84代出雲国造で宮司を務めている。
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出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報
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