デジタル大辞泉 「大社」の意味・読み・例文・類語
たい‐しゃ【大社】
1 きわめて大きな神社や、由緒ある名高い神社。
2 古く、神社を格式によって大・中・小に分けたうちの第一位の神社。
3 明治4年(1871)から実施された神社制度の社格で、官幣大社・国幣大社のこと。社号としては出雲大社のみに許された。
「出雲大社」の略。
[類語]神社・社・神宮・稲荷・八幡・鎮守・本社・摂社・末社・祠・宮・祠堂
島根県北部、簸川郡(ひかわぐん)にあった旧町名(大社町(まち))。現在は出雲市(いずもし)の北西部を占める地域。島根半島西端に位置する。旧大社町は、1925年(大正14)杵築町(きづきまち)と杵築村が合併して成立。新町名は出雲大社の鳥居前町(門前町)であることによる。1951年(昭和26)荒木、日御碕(ひのみさき)、鵜鷺(うさぎ)、遙堪(ようかん)の4村と合併。2005年(平成17)出雲市に合併。一畑(いちばた)電車、国道431号が通じる。南西部の砂丘地は古くは綿作で知られ、現在は種なしブドウの産地となっている。大国主命(おおくにぬしのみこと)を祀(まつ)る出雲大社のほか、式内社日御碕神社、出雲日御碕灯台(国の重要文化財)、経(ふみ)島ウミネコ繁殖地(国の天然記念物)などがある。海岸一帯は大山隠岐(だいせんおき)国立公園域。
[小松 聰]
『『大社の史話』(1978・大社史話会)』▽『『大社町史』全6冊(1991~2008・大社町)』
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…祭神名,鎮座地名,祭場・祭祀の由来等によって名付けられる場合が多い。おのおのの神社は,その由緒によってそれぞれの固有呼称を有するが,長い神社制度史の中で神宮号,宮(ぐう)号,大社号,神社号など幾つかの称号が生じた。大神宮,神宮といえばすなわち伊勢神宮のことであるが,このほか皇室にゆかりの深い社などが神宮号を有する。…
…出雲国(島根県)の地名。出雲大社の門前町。地名由来は《出雲国風土記》の神門(かんど)郡杵築郷の条に記してある所造天下大神(あめのしたつくらししおおかみ)の宮処を築いたことによる。…
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