大語義字典(読み)だいごぎじてん(その他表記)Etymologicum magnum[ラテン]

改訂新版 世界大百科事典 「大語義字典」の意味・わかりやすい解説

大語義字典 (だいごぎじてん)
Etymologicum magnum[ラテン]

9世紀末ころにビザンティン帝国で編纂された古代ギリシア語辞典。古典作品への古注に伝えられていた古代ギリシアの文学研究と文法研究の伝統を基にしてフォティオスが編纂させたもので,後代の《語義字典》群の母体のひとつになった。《大語義字典》の本文そのものは現在は消失しているが,記事内容はこれら《語義字典》群に抜粋されて残っている。抜粋版の中にも同名の《大語義字典》と称するものがあるため,消失した本文のほうは区別して《真正大語義字典Etymologicum magnum genuinum》と呼ぶこともある。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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