大象兎径に遊ばず(読み)だいぞうとけいにあそばず

精選版 日本国語大辞典 「大象兎径に遊ばず」の意味・読み・例文・類語

だいぞう【大象】 兎径(とけい)に遊(あそ)ばず

  1. 大きな人物は、つまらない人物を相手にはしないの意。
    1. [初出の実例]「ふるきことばを見るに、大ぞうとうけいにあそばず、君子文旨にかかはらずといふ事こそ思ひしられたり」(出典:曾我物語(南北朝頃)九)
    2. [その他の文献]〔円悟仏果禅師語録〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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