大野龍太(読み)オオノ リュウタ

20世紀日本人名事典 「大野龍太」の解説

大野 龍太
オオノ リュウタ

昭和期の大蔵官僚,実業家 大蔵事務次官。



生年
明治25(1892)年11月15日

没年
昭和32(1957)年2月6日

出生地
兵庫県神戸市

学歴〔年〕
東京帝国大学政治学科〔大正6年〕卒

経歴
大蔵省に入り、昭和2年書記官。銀行局特別銀行課長となり、9年帝人事件に連座休職。12年無罪判決で復職、13年理財局長、14年から平沼騏一郎阿部信行、米内光政各内閣の大蔵次官を務め、国民貯蓄奨励局長、営繕管財局長を兼任。15年退官後大蔵省顧問、17年海軍軍政顧問、同年戦時金融金庫副総裁、19年総裁。戦後公職追放、23年神崎製紙取締役、26年追放解除。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android