20世紀日本人名事典 「大鳥蘭三郎」の解説
大鳥 蘭三郎
オオトリ ランザブロウ
昭和期の医史学者 元・慶応義塾大学教授;日本医史学会名誉会長。
- 生年
- 明治41(1908)年3月3日
- 没年
- 平成8(1996)年6月8日
- 出生地
- オランダ・ハーグ市
- 学歴〔年〕
- 慶応義塾大学医学部〔昭和7年〕卒
- 学位〔年〕
- 医学博士(慶応義塾大学)〔昭和35年〕
- 主な受賞名〔年〕
- 日本医師会最高優功賞〔昭和37年〕,慶応義塾賞〔昭和41年〕,野口英世記念医学賞(第20回)〔昭和51年〕,オランダ・オラシェ・ナッソ賞〔昭和52年〕
- 経歴
- 昭和20年慶応義塾大学医学部講師、41年教授を経て、48年定年退職。49年東海大学医療技術短期大学教授。59年日本医史学会理事長、平成3年名誉会長。著書に「シーボルト研究」(共著)「シーボルト関係書翰集」(訳)「日本医学史選要」「近世医学史から」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報