精選版 日本国語大辞典 「大黒符牒」の意味・読み・例文・類語 だいこく‐ふちょう‥フテフ【大黒符牒】 〘 名詞 〙 近世、大坂の呉服店などの用いた符牒。大黒天を唄った「一に俵をふまへて、二ににっこり笑はんす、三に酒を飲ましゃんす、四つ世の中よい様に、五ついつもの如くにて、六つ無病息災(才)に、七つ何事ないやうに、八つ屋敷をたて広め、九つ小蔵をたてならべ」にとり、一から九の代わりに、俵・笑・酒・中・如(または女)・才・事・敷・蔵の文字をもってするもの。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例