大黒符牒(読み)だいこくふちょう

精選版 日本国語大辞典 「大黒符牒」の意味・読み・例文・類語

だいこく‐ふちょう‥フテフ【大黒符牒】

  1. 〘 名詞 〙 近世大坂呉服店などの用いた符牒大黒天を唄った「一に俵をふまへて、二ににっこり笑はんす、三に酒を飲ましゃんす、四つ世の中よい様に、五ついつもの如くにて、六つ無病息災(才)に、七つ何事ないやうに、八つ屋敷をたて広め、九つ小蔵をたてならべ」にとり、一から九の代わりに、俵・笑・酒・中・如(または女)・才・事・敷・蔵の文字をもってするもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む