天つ神籬(読み)あまつひもろき

精選版 日本国語大辞典 「天つ神籬」の意味・読み・例文・類語

あまつ【天つ】 神籬(ひもろき)

  1. ( 「ひもろき」の「き」は、古くは清音 ) 神の降臨場所として特別に設ける神聖な場所。屋内屋外のいずれにも造る。
    1. [初出の実例]「吾は則ち天津神籬(あまツヒモロキ)及び天津磐境(いはさか)を起(をこ)し樹(た)てて、当に吾孫の為に斎(いは)ひ奉(まつ)らむ」(出典日本書紀(720)神代下(水戸本訓))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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