降臨(読み)コウリン

デジタル大辞泉 「降臨」の意味・読み・例文・類語

こう‐りん〔カウ‐〕【降臨】

[名](スル)《古くは「ごうりん」とも》
天上に住むとされる神仏地上に来臨すること。「天孫降臨
他人を敬って、その出席をいう語。

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精選版 日本国語大辞典 「降臨」の意味・読み・例文・類語

こう‐りんカウ‥【降臨】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古くは「ごうりん」とも )
  2. 神仏やその徳などがこの地上に来臨すること。神仏が天下ること。
    1. [初出の実例]「右当寺者、〈略〉北斗七星降臨之霊山也」(出典:観心寺文書‐承和四年(837)三月三日・観心寺縁起実録帳案)
    2. 「キリストノ kōrin(コウリン)」(出典:改正増補和英語林集成(1886))
    3. [その他の文献]〔任昉‐上蕭太傅固辞奪礼啓〕
  3. 他の人を敬って、その出席をいう語。臨席なさること。
    1. [初出の実例]「了菴和尚降臨予奉行寮」(出典:古文真宝笑雲抄(1525)一)
    2. [その他の文献]〔張説‐奉和聖製過寧王宅応制詩〕

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知恵蔵 「降臨」の解説

降臨

待ち望まれる対象電子掲示板に書き込みを行うこと。話題中心人物やその関係者、有名人などが身分を明かして書き込むと「~が降臨した!」と興奮まじりに使われる。企業著名人芸能人は、自らサイトブログを通じて告知することが多くなり、掲示板上における告知の真偽は疑わしい場合が多い。一般的には、神などの絶対的権威者が現れること。

(川口正貴 ライター / 2009年)

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