天つ雁(読み)あまつかり

精選版 日本国語大辞典 「天つ雁」の意味・読み・例文・類語

あまつ【天つ】 雁(かり・かりがね)

  1. 空を飛ぶ雁。飛んでいる雁。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「霧わけて秋は越路の天つ雁帰る雲居もまた霞むなり〈後伏見院中納言典侍〉」(出典:玉葉和歌集(1312)雑一・一八六四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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