天井を見る(読み)てんじょうをみる

精選版 日本国語大辞典 「天井を見る」の意味・読み・例文・類語

てんじょう【天井】 を 見(み)

  1. ( あおむけになったまま起き上がれないという意から ) 痛めつけられる。冷遇される。ばかをみる。
    1. [初出の実例]「火に弱い下り瓦に天(テン)上見る様な地瓦ぢゃア、江戸瓦の面穢(つらよご)しといふのだ」(出典滑稽本・大千世界楽屋探(1817)下)
  2. 芝居で、観客舞台にあきる。
    1. [初出の実例]「ぶたいにみへがなくおかしふさるる故天井(テンジャウ)をみる事もござらぬ」(出典:洒落本・客者評判記(1780)道外形之部)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 テン 実例 初出

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む