天夷鳥命(読み)あまのひなどりのみこと

精選版 日本国語大辞典 「天夷鳥命」の意味・読み・例文・類語

あまのひなどり‐の‐みこと【天夷鳥命】

  1. 日本書紀」「出雲国造神賀詞(いずものくにのみやつこのかむよごと)」などに見える神。出雲氏の祖神高天原から天降り、葦原中つ国の国を平定した。武夷鳥命(たけひなどりのみこと)。建比良鳥命(たけひらとりのみこと)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の天夷鳥命の言及

【天穂日命】より

…名義は高天原(たかまがはら)に由来する稲穂の神霊の意。国譲り神話のなかでは高天原より葦原中国(あしはらのなかつくに)へ派遣され,大国主神(おおくにぬしのかみ)に媚びて3年のあいだ滞留し復命しなかったと語られているが,《出雲国造神賀詞(かむよごと)》では復命のうえ,その子天夷鳥命(あめのひなとりのみこと)を地上に遣わしオオクニヌシに国譲りさせたとなっている。【阪下 圭八】。…

※「天夷鳥命」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む