天子に父母なし(読み)てんしにふぼなし

精選版 日本国語大辞典 「天子に父母なし」の意味・読み・例文・類語

てんし【天子】 に 父母(ふぼ・ぶも)なし

  1. 天子に対して、親としての権威を加えるものはありえない。天子は至高至尊であり、地上における最高権威者である。
    1. [初出の実例]「主上仰せなりけるは、天子に父母なし。吾十善の戒功によって、万乗の宝位をたもつ」(出典:平家物語(13C前)一)

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