天正壬午甲信諸士起請文(読み)てんしようじんごこうしんしよしきしようもん

日本歴史地名大系 「天正壬午甲信諸士起請文」の解説

天正壬午甲信諸士起請文(天正壬午起請文)
てんしようじんごこうしんしよしきしようもん

一冊

別称 天正壬午武田家諸士起請文

成立 天正一〇年

写本 東京大学史料編纂所・早稲田大学図書館・恵林寺ほか

解説 武田氏滅亡後、甲斐信濃の武田氏旧臣が徳川家康に忠誠を誓うために提出したもので、天正一〇年八月二一日から一二月一一日の間に数度に分けて作成され、遠江浜松城内秋葉神社に奉納されたとされる。現存する写本はそれをまとめたもので、写本によって人名などは異なるが、衆(武士団)ごとに分け八〇〇余人を記載する。

活字本 大日本史料一一編二・新編甲州古文書・甲斐叢書八・甲斐志料集成四

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 武士団

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