天狗谷古窯跡(読み)てんぐだにこようあと

日本歴史地名大系 「天狗谷古窯跡」の解説

天狗谷古窯跡
てんぐだにこようあと

[現在地名]有田町字白川 天狗谷

標高五一八メートルの黒髪くろかみ山の南麓よりやや西寄り、標高一〇〇メートル前後の所に築かれている。江戸時代初頭と中期から後期におよぶ古窯跡群である。以前から知られており、昭和四〇年(一九六五)から四五年まで、断続的に六次にわたって発掘調査が実施された(「有田天狗谷古窯」昭和四七年・有田町教育委員会刊)。佐賀県史跡に指定されている。

六基の窯跡群からなる階段状連房式登窯で、重複しながら築成されていて、E・A・D・B・C窯(別にX窯)の築窯順であることが、遺物や磁気測定による年代等から推定されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 共通

日本の年中行事。年末に天井や壁にたまった煤を取除き大掃除をすること。近年は正月休みに入る 12月 29日とか 30日が多いが,伝統的には 12月 13日に行なった。この日は正月を迎えるための準備を開始...

煤払いの用語解説を読む