天知るや(読み)あめしるや

精選版 日本国語大辞典 「天知るや」の意味・読み・例文・類語

あめしる‐や【天知や】

  1. 天を治め支配する日の意で、「日」にかかる。「や」は間投助詞
    1. [初出の実例]「高知るや 天の御蔭 天知也(あめしるや) 日の御蔭の 水こそば 常にあらめ」(出典万葉集(8C後)一・五二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 高知る 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android