…家康のタイのてんぷら中毒死説はこのような巷間の俗説に便乗したもので,文献には〈鯛(たい)をごまの油で揚げ〉と書かれているだけである。
[てんぷら屋の発達]
てんぷらが江戸の人気を博したのは屋台の食べ物として庶民に歓迎されたからで,天明(1781‐89)ころの黄表紙には点景としててんぷら屋台が登場する。それらの挿絵などからみると材料は串(くし)刺しにされることも多く,今日いう串揚げなどもてんぷらと呼ばれていたらしい。…
※「天麩羅屋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...