精選版 日本国語大辞典 「太奇」の意味・読み・例文・類語
たい‐き【太奇】
- 〘 名詞 〙 はなはだめずらしいこと。また、抜きん出てすぐれていること。
- [初出の実例]「太奇珍妙何将来。定是天上王母里」(出典:性霊集‐四(835頃)献柑子表)
- 「北海道の内部なる連山層峯の寰区に入り、淹留数日、以て太奇を探らんとせば」(出典:日本風景論(1894)〈志賀重昂〉四)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...