精選版 日本国語大辞典 「太奇」の意味・読み・例文・類語
たい‐き【太奇】
- 〘 名詞 〙 はなはだめずらしいこと。また、抜きん出てすぐれていること。
- [初出の実例]「太奇珍妙何将来。定是天上王母里」(出典:性霊集‐四(835頃)献柑子表)
- 「北海道の内部なる連山層峯の寰区に入り、淹留数日、以て太奇を探らんとせば」(出典:日本風景論(1894)〈志賀重昂〉四)
ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...