寰区(読み)かんく

精選版 日本国語大辞典 「寰区」の意味・読み・例文・類語

かん‐くクヮン‥【寰区】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「寰」は天子直轄の領地 )
  2. 天皇直轄領の区域畿内。また、天下天地
    1. [初出の実例]「遐被寰区之表」(出典:続日本紀‐慶雲三年(706)一一月癸卯)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐逸民伝論〕
  3. 一定の区域。また、一行政単位。
    1. [初出の実例]「隣里和平。寰区粛恭」(出典:性霊集‐三(835頃)勅賜屏風書了即献表)
    2. [その他の文献]〔白居易‐蘇州刺史謝上表〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む