太郎路村(読み)たろうじむら

日本歴史地名大系 「太郎路村」の解説

太郎路村
たろうじむら

[現在地名]曾爾村大字太良路たろじ

かめ山西麓、伊賀見いがみ村の南の傾斜地で、伊勢国太郎生たろう(現三重県一志郡美杉村)に至る要路に立地。慶長郷帳には「大良路村」とあり、村高は二二四・七八三石で、寛永郷帳では二二一・三石である。慶長六年(一六〇一)松山藩(福島高晴)領、元禄八年(一六九五)幕府領となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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