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太陽熱集熱器 たいようねつしゅうねつきsolar heat collector

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

太陽熱集熱器
たいようねつしゅうねつき
solar heat collector

太陽エネルギーを集め熱に変換する機能を持つ機器の総称。ソーラコレクタともいう。太陽エネルギー,特に太陽熱利用システムを構成する上で最も重要な機器の一つである。受光面を形成し反射を防ぐ透過体,太陽エネルギーを熱に変換する集熱体,集熱した熱を伝えるための熱媒等から構成される。さまざまな種類があるが,大別して平板型,真空型ならびに集光型がある。平板型は透過体に平板状の半強化ガラスを使用し,ユニットとして生産される例が多く比較的安価である。集熱体には銅,アルミニウム,ステンレス等が,熱媒には水が使用される場合が多い。設計にもよるが代表的な温度は 65℃程度である。真空型は集熱体を真空のガラス管内に封じ込めた型のもので,集熱温度が 100℃近くにでき集熱効率が高く,寒冷地でも給湯を可能とするなどの利点を有するが,比較的高価である。集光型は鏡面あるいはレンズ等を使って光を集中させ,500℃といった高温を得る型のものである。太陽熱発電あるいは産業用として利用される。

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