奇功紙(読み)きこうし

精選版 日本国語大辞典 「奇功紙」の意味・読み・例文・類語

きこう‐し【奇功紙】

〘名〙 頭痛などに用いるはり薬。
※歌舞伎・善悪両面児手柏(妲妃のお百)(1867)五幕「紙入より奇功紙(キコウシ)を出して小さく切り、頭痛へ貼る思入」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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