奇器(読み)きき

精選版 日本国語大辞典 「奇器」の意味・読み・例文・類語

き‐き【奇器】

  1. 〘 名詞 〙 珍しい器具、器械
    1. [初出の実例]「遊客の心をうごかす事、三味線にしく物なし。〈略〉尤当道において、遊興の奇器(キキ)なる物をや」(出典評判記色道大鏡(1678)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む