奇霊(読み)くしび

精選版 日本国語大辞典 「奇霊」の意味・読み・例文・類語

くしび【奇霊】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 動詞「くしぶ(奇霊)」の連用形名詞化か ) 霊妙不思議なさま。
    1. [初出の実例]「万物の内に人是最も霊(クシヒなり)」(出典日本書紀(720)大化二年八月(北野本訓))
    2. 「甚(いと)も甚も、奇霊(クシビ)に妙なる神が有るに依って」(出典:志都の岩屋講本(1811)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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