万物(読み)バンブツ

大辞林 第三版の解説

ばんぶつ【万物】

宇宙に存在するすべてのもの。ありとあらゆるもの。

ばんもつ【万物】

ばんぶつ(万物)」に同じ。 「天地は-の父母/安愚楽鍋 魯文

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

ばん‐ぶつ【万物】

〘名〙 すべてのもの。宇宙に存在するあらゆるもの。ばんもつ。
※続日本紀‐養老五年(721)一〇月丁亥「万物之生、靡死、此則天地之理」
※随筆・胆大小心録異本(1809か)「狩野の尚信は〈略〉万物を摸写して妙を得たり」 〔易経‐乾卦〕

ばん‐もつ【万物】

※平家(13C前)七「隣境遠境数国を掠領して、土冝土貢万物(バンモツ)〈高良本ルビ〉を押領す」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の万物の言及

【自然】より

…ところで老子は〈自分であること〉とは人為を加えず,本来のままであることにほかならないとしたから,この自然は無為と結びつき,〈無為自然〉という熟語もできてくる。自分が無為であることは,また物のあるがままを尊ぶことであるゆえ〈万物の自然を輔(たす)けて而も敢て為さず〉(第64章)ということにもなり,万物の〈自(おの)ずから然(しか)る〉ことを重んずることになる。いずれにせよ,自然とは自分に関しても万物に対しても,〈人為の加わらない,おのずからある状態〉を意味し,今日の自然が意味するように森羅万象の対象的世界一般を指すものではなかった。…

※「万物」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

バンクシー

英ロンドンを中心に活動する覆面アーティスト。世界各地の街に現れて建物の壁などに社会風刺的なグラフィティアートを描くなど、ゲリラ的なアート活動を行っている。2005年に自身の作品を世界各国の有名美術館に...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

万物の関連情報