コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

奈良屋道汐 ならや どうせき

2件 の用語解説(奈良屋道汐の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

奈良屋道汐 ならや-どうせき

?-? 江戸時代前期の商人。
中国産の生糸を輸入するため慶長9年(1604)幕府の命により糸割符(いとわつぷ)仲間の制度創設にあたった堺の豪商のひとり。のち年寄になったが,家業の衰退で仲間からはずされた。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

奈良屋道汐

没年:寛永7.4.28(1630.6.8)
生年:生年不詳
江戸前期の堺の豪商。奈良屋一忠,勝兵衛といった。慶長初期ポルトガル船が長崎に来航した際,戦乱のため生糸などの処分ができず困っていたので,徳川家康の仲介で堺の有力町人,頭人クラスの10人が伏見に招かれ,家康より生糸の買入方を依頼され,京都,長崎の有力町人の協力を得て生糸などすべてを買い取って帰航させた。堺は中世以来,貿易や商業が盛んで富裕な町人が多かったが,その頭人クラス10人中のひとり。河野氏一統で10人中ほかの高石屋,伊予屋,奈良屋も一族で,堺の町の中心的人物。その結果,慶長9(1604)年の糸割符制度の設立に際し,堺の糸割符年寄に任命され,初期堺の町方の指導的役割を担った。墓は堺の法華寺。<参考文献>中田易直校訂『糸乱記』,『堺市史』5,7巻

(中田易直)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

奈良屋道汐の関連キーワード浅井正村橘屋道退津田宗達天王寺屋奈良屋茂左衛門淀屋大坂屋市郎兵衛丹前十兵衛奈良屋茂左衛門(5代)古家太郎兵衛

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone