日本歴史地名大系 「奥大田番所跡」の解説 奥大田番所跡おくおおたばんしよあと 高知県:長岡郡大豊町奥大田村奥大田番所跡[現在地名]大豊町奥大田奥大田川をさかのぼり、阿波国との国境にそびえる黒滝(くろたき)山を越えて阿波国上名(かみみよう)(現徳島県三好郡山城町)に通ずる道に置かれた道番所。「守関根居」(県立図書館蔵)に「吉川次郎兵衛寛永九年御目見名字帯刀之上、給田二反被下置、本山郷奥大田口番人庄屋役被仰付之」とあり、この時期に番所が置かれたことが知られる。万治三年(一六六〇)の御国中村々道番給(皆山集)には「二石 奥大田番所」とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by