奥川忠右衛門(読み)オクカワ チュウエモン

20世紀日本人名事典 「奥川忠右衛門」の解説

奥川 忠右衛門(1代目)
オクカワ チュウエモン

大正・昭和期の陶芸家



生年
明治26(1893)年

没年
昭和50(1975)年10月11日

出生地
佐賀県

主な受賞名〔年〕
日本工芸会長賞

経歴
白磁一筋に修業戦後有田で築窯。県重要無形文化財指定。また、大物ロクロ成型によって白磁の大型つぼなどを制作する技術が39年に、文化庁から無形文化財に選ばれた。中国官窯栄代白磁に比肩される。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「奥川忠右衛門」の解説

奥川忠右衛門(初代) おくがわ-ちゅうえもん

1901-1975 大正-昭和時代の陶芸家。
明治34年4月10日生まれ。有田焼大物成形ろくろ師。昭和35年日展入選,のち伝統工芸展最高賞をうける。白磁の大型つぼ製作技術で39年選択無形文化財保持者。生涯蹴(け)ろくろのみを使用した。昭和50年10月11日死去。74歳。佐賀県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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