奥庭(読み)オクニワ

精選版 日本国語大辞典 「奥庭」の意味・読み・例文・類語

おく‐にわ‥には【奥庭】

  1. 〘 名詞 〙 屋敷のなかで、奥のほうにある庭。
    1. [初出の実例]「大和の国石の上、紀の有常の奥庭に、さみだれはるる南影」(出典:浄瑠璃・井筒業平河内通(1720)四)

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世界大百科事典(旧版)内の奥庭の言及

【鬼一法眼三略巻】より

…鬼一は邸内の菊畑で智恵内に自分の過去を語る。(2)〈奥庭〉 鬼一は牛若丸に以前天狗の姿で剣術を教えたことを話し,牛若を恋する息女皆鶴姫の婿引出として虎の巻を与え,昔源氏方であった鬼一が平家に仕えたことを悔んで切腹する。(3)〈大蔵卿館〉 一条大蔵卿はあほうを装って,常盤をはじめ源氏の残党をそれとなく保護する。…

※「奥庭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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