好摩(読み)こうま

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「好摩」の意味・わかりやすい解説

好摩
こうま

岩手県中部,盛岡市北西部にある集落。 IGRいわて銀河鉄道と JR花輪線の分岐点,好摩駅がある。北上川対岸には石川啄木の出身地渋民があり,1891年日本鉄道による東北線が盛岡から青森まで延伸されたとき,啄木も好摩駅を乗降した。盛岡市の市域拡大に伴い,工業化と住宅地化が進んだ。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android