好書故事(読み)こうしょこじ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「好書故事」の意味・わかりやすい解説

好書故事
こうしょこじ

江戸幕府の御書物奉行(ぶぎょう)近藤重蔵守重(もりしげ)(正斎)が著した書誌学研究書。幕府の学芸上の事績を明らかにした名著で、『右文(ゆうぶん)故事』の姉妹編である。講筵(こうえん)、学校、撰集(せんしゅう)、書籍、附録の諸篇(しょへん)で構成され、合計105巻が1826年(文政9)に完成したらしい。しかしその完全な本は現存せず、稿本の残巻若干が東京大学史料編纂(へんさん)所や国立公文書館に伝わっている。また、1906年(明治39)国書刊行会刊『近藤正斎全集』第3冊に収録されている。

[福井 保]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

3月から 5月頃に発生する雷。寒冷前線の通過時に発生する界雷で,この雷雨はよくひょう(雹)を伴う。春の到来を伝える雷ともいわれる。雷鳴に驚き冬眠していた地中の虫たちが目ざめるという理由で「虫出しの雷」...

春雷の用語解説を読む