撰集(読み)センシュウ

デジタル大辞泉 「撰集」の意味・読み・例文・類語

せん‐しゅう〔‐シフ〕【×撰集】

《古くは「せんじゅう」》多くの人の詩歌などからすぐれた作品を選んで編集すること。また、その書物
[類語]歌集句集詩集詞花集歳時記アンソロジー

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精選版 日本国語大辞典 「撰集」の意味・読み・例文・類語

せん‐しゅう‥シフ【撰集】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「せんじゅう」とも ) 多くの人の詩歌・文章などをえらび出して編集すること。また、その集。せんず。
    1. [初出の実例]「末の世までとどまりて、よき歌は多く撰集などにいれるなるべし」(出典:今鏡(1170)二)
    2. 「明の大家李攀龍の選集せし唐詩選、詩学において、字々千金、至極の宝にて候」(出典:蛻巖先生答問書(1751‐64か)上)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐張衡伝〕

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