故事/古事(読み)コジ

デジタル大辞泉の解説

こ‐じ【故事/古事】

昔あった事柄。古い事。
昔から伝わってきている、いわれのある事柄。古くからの由緒のあること。「―成句

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

故事
こじ

古典や口承などによって、昔から伝えられてきたいわれのある事柄や語句。「古事」とも書く。先例や前例となるべきことから、物事の由緒を明らかにするもの、人々が教訓とすべき名言に至るまで、「いわれ」の範囲はたいへんに幅広く、ほとんど故実に類するものもある。古典世界の理解に必須(ひっす)のものが多いが、それらは単なる知識としての価値だけではなく、それらの多くは自らの身を修め、社会のために役だたせる知恵の宝といった感もあり、洗練されたその表現と相まって優れた文化遺産となっている。[宇田敏彦]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

多文化主義

マルチ・カルチュラリズムともいう。さまざまな人種,民族,階層がそれぞれの独自性を保ちながら,他者のそれも積極的に容認し共存していこうという考え方,立場。「人種のるつぼ」的な同化主義に対抗する考え方で,...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android