講筵(読み)コウエン

デジタル大辞泉 「講筵」の意味・読み・例文・類語

こう‐えん〔カウ‐〕【講×筵】

講義の行われる場所。また、その講義。「世界的な学者講筵に列した」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「講筵」の意味・読み・例文・類語

こう‐えんカウ‥【講筵】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「筵」はむしろ、敷物、また、座席の意 ) 書物などの講義をする場所。また、その講義。
    1. [初出の実例]「講筵巻兮僧帰。香掩兮人散」(出典本朝文粋(1060頃)八・於仏性院惜秋詩序〈源信〉)
    2. 「始て詩経の講筵を開かる」(出典:随筆・折たく柴の記(1716頃)上)
    3. [その他の文献]〔陳書‐張正見伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android