如来掛けて(読み)ニョライカケテ

デジタル大辞泉 「如来掛けて」の意味・読み・例文・類語

如来にょらいけて

如来様に誓って。仏に誓って。神掛けて。
微塵みぢん愛着残らぬと、―の母が言ひ分」〈浄・油地獄

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「如来掛けて」の意味・読み・例文・類語

にょらい【如来】 掛(か)けて

  1. 仏に誓って。神かけて。
    1. [初出の実例]「みぢんもあいぢゃく残らぬと、にょらいかけての母がいひ分からは」(出典:浄瑠璃・女殺油地獄(1721)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android