如法寺村(読み)によほうじむら

日本歴史地名大系 「如法寺村」の解説

如法寺村
によほうじむら

[現在地名]三条市如法寺

嵐南の丘陵地にあり、月岡つきおか村の南西片口かたくち村の東に位置する。村名は往古所在した如法寺にちなむといわれ、同寺は慶長三年(一五九八)上杉氏会津移封とともに移転したと伝える。同年新発田藩領となり、同一〇年の給知方村々高目録(新発田市史資料)によれば毛付一九八石九斗余・荒七石二斗余。同一五年頃の給知方ほど役帳(同資料)には、六軒で炉役九斗五升を、また惣兵衛が紺屋役一斗五升を納めていたことがみえる。寛文四年(一六六四)郷村高辻帳では一四五石四斗余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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