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真言宗智山派(読み)しんごんしゅうちざんは

百科事典マイペディアの解説

真言宗智山派【しんごんしゅうちざんは】

真言宗から分かれた新義真言宗の一派で真言宗豊山(ぶざん)派と並ぶ。宗祖覚鑁(かくばん)は真言宗の教義に念仏を加味し,高野山の大伝法院にあって布教に努めたが,その教勢が高野本山をしのいだため紛争を生じ,1140年円明寺を開いて分立した。頼瑜(らいゆ)は教義面を補強して,1228年根来(ねごろ)寺を中心に宗派として独立させた。1585年豊臣秀吉の根来寺焼打によって,玄宥(げんゆう)は京都に移り,東山の智積(ちしゃく)院を総本山とし,智山派と称した。
→関連項目大正大学頼瑜

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世界大百科事典内の真言宗智山派の言及

【新義真言宗】より

…高野山を拠点とする空海以来の真言宗(古義真言宗)に対し,紀州根来(ねごろ)寺に拠った覚鑁(かくばん)を宗祖とする一派。現在は京都智積(ちしやく)院を本山とする真言宗智山派と,奈良県桜井市の長谷寺を本山とする真言宗豊山(ぶざん)派が二大宗派で,根来寺は別に新義真言宗本山を称する。 平安時代末期の僧興教大師覚鑁は,肥前国に生まれ,仁和寺,興福寺,東大寺を経て高野山に登り,鳥羽上皇の絶大な信任を得て,1132年(長承1)山上に大伝法院,密厳(みつごん)院を建立し,また,伝法会料として紀伊国7ヵ荘の寄進を受けた。…

※「真言宗智山派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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