妬い(読み)ネッタイ

デジタル大辞泉 「妬い」の意味・読み・例文・類語

ねった・い【妬い/嫉い】

[形][文]ねった・し[ク]中世近世語》形容詞「ねたし」の音変化。
「―・い、さらば景季も盗むべかりけるものを」〈平家・九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 文語形 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「妬い」の意味・読み・例文・類語

ねった・い【妬】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]ねった・し 〘 形容詞ク活用 〙 「ねたし(妬)」の変化した語。「ちぇっ」「ちきしょう」のように、感動詞的にも用いる。
    1. [初出の実例]「妬(ネッタイ)、左有ば景季も盗む可かりける者を」(出典:平松家本平家(13C前)九)
    2. 「のふのふねったい佐々木殿」(出典:浄瑠璃・平仮名盛衰記(1739)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む