妹が家に(読み)いもがいえに

精選版 日本国語大辞典 「妹が家に」の意味・読み・例文・類語

いも‐が‐いえ‐に‥いへ‥【妹家に】

  1. 妹が家に行くという意で、「行く」と同音を含む地名「伊久里(いくり)」にかかる。
    1. [初出の実例]「伊毛我伊敞爾(イモガイヘニ)伊久里の森の藤の花今来む春も常かくし見む」(出典万葉集(8C後)一七・三九五二)

妹が家にの補助注記

万葉‐八四四」の「妹が家(へ)に雪かも降ると見るまでにここだもまがふ梅の花かも」の「妹が家に」も、「行く」と類音の「雪」にかかる枕詞とみる説もある。

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