委託金(読み)いたくきん

精選版 日本国語大辞典 「委託金」の意味・読み・例文・類語

いたく‐きんヰタク‥【委託金】

  1. 〘 名詞 〙 管理運用などを任された金。
    1. [初出の実例]「官金をして普く全国の小学に及ばしめんことを欲して、〈略〉府県に委托せんことを令す。委托金と称する者即是なり」(出典:日本教育史略(1877)附録・文部省沿革略記〈妻木頼矩〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の委託金の言及

【国庫支出金】より

…国が地方公共団体に対し,行政を行うに必要な経費の財源に充てるために支出する支出金のうち,使途が特定されているものをいう。国庫支出金はその性格から補助金負担金,委託金の3種に分類できる。補助金は,国が特定の行政事務の執行を奨励助長するために地方公共団体に交付するものをいう。…

※「委託金」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android