デジタル大辞泉 「嬉し悲しい」の意味・読み・例文・類語 うれし‐がなし・い【×嬉し悲しい】 [形][文]うれしがな・し[シク]《「うれしかなしい」とも》うれしさと悲しさが入りまじっているさま。うれしくもあり悲しくもある。「―・い過去の追想おもいで」〈藤村・破戒〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「嬉し悲しい」の意味・読み・例文・類語 うれし‐がなし・い【嬉悲】 〘 形容詞口語形活用 〙 [ 文語形 ]うれしがなし 〘 形容詞シク活用 〙 ( 「うれしかなしい」とも ) うれしいような悲しいような当惑した気持である。うれしくもあり悲しくもある。[初出の実例]「嬉しがなしう御めにかかった」(出典:虎明本狂言・八句連歌(室町末‐近世初))「歓(ウレ)し哀(カナ)しい過去の追想(おもひで)」(出典:破戒(1906)〈島崎藤村〉一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例