嬲り者(読み)ナブリモノ

デジタル大辞泉 「嬲り者」の意味・読み・例文・類語

なぶり‐もの【×嬲り者/×嬲り物】

もてあそばれ苦しめられるもの。慰みもの。「皆の―にされる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「嬲り者」の意味・読み・例文・類語

なぶり‐もの【嬲者・嬲物】

  1. 〘 名詞 〙 もてあそばれるもの、または人。なぶる対象になるもの。なぐさみもの。
    1. [初出の実例]「カロシメ、アナドリ、naburimononi(ナブリモノニ) イタシテ」(出典サントスの御作業の内抜書(1591)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android