子に過ぎたる宝なし(読み)こにすぎたるたからなし

精選版 日本国語大辞典 「子に過ぎたる宝なし」の意味・読み・例文・類語

こ【子】 に=過(す)ぎたる[=勝(まさ)る]宝(たから)なし

  1. 子は人間最上の宝である。
    1. [初出の実例]「只人の身には子に過ぎたる宝なし」(出典:康頼宝物集(1179頃)上)
    2. 「子に過ぎたる宝なしとて、泪(なみだ)をながし袖をしぼらぬはなかりけり」(出典平家物語(13C前)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「子に過ぎたる宝なし」の解説

子に過ぎたる宝なし

子は人間の最上の宝である。どんな宝も子には及ばない。

[類句] 子に勝る宝なし/子は第一の宝

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android