類句(読み)ルイク

精選版 日本国語大辞典 「類句」の意味・読み・例文・類語

るい‐く【類句】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 類似した句。似通った語句。また、類似した俳句、川柳をいう。
    1. [初出の実例]「丈艸申さるるに、類句らしき句聞たるのよし」(出典:許六宛去来書簡‐元祿八年(1695)正月二九日)
  3. 和歌・俳諧の各句、または和歌の下の句を、いろは順または五十音順に配列したもの。「五句類句」「万葉集類句」
    1. [初出の実例]「むろまちとののるゐくの御さうし十五てう」(出典:御湯殿上日記‐文明一三年(1481)九月一六日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む