子宮内膜(読み)シキュウナイマク

デジタル大辞泉 「子宮内膜」の意味・読み・例文・類語

しきゅう‐ないまく【子宮内膜】

子宮内側を覆う粘膜受精卵が着床しないあいだは、周期的に一部が脱落し、月経が起こる。子宮粘膜。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の子宮内膜の言及

【子宮】より

…筋層と内膜を構成する細胞は,卵巣ホルモンおよび一部の下垂体ホルモンの支配下にあり,性周期や生殖活動に伴い,著しい形態学的・生理学的変化を遂げる。霊長目では月経現象があり,子宮内膜が定期的に脱落し排除される。霊長目以外に,真の月経周期をもつ動物はない。…

【性器】より

… 排卵によって腹腔にとび出した卵子は,卵管の腹腔口から吸いこまれて卵管内を子宮のほうへ移動し,膨大部で精子と出会い受精するといわれる。受精卵は細胞分裂をくりかえしつつ,さらに移動して子宮に入り,子宮内膜に着床する。卵子が卵管に取りこまれる機転は,まだ十分に解明されていない。…

※「子宮内膜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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