精選版 日本国語大辞典 「孺子嬰」の意味・読み・例文・類語 じゅし‐えい【孺子嬰】 中国、前漢の宣帝の玄孫。姓名は劉嬰。元始五年(六)王莽(おうもう)は平帝を毒殺し、まだ孺子である二歳の嬰を立てて皇太子とし摂政した。初始元年(八)王莽は新皇帝と称し、翌年嬰を廃して安定公とした。後漢の建武元年(二五)平陵の人、方望が再び嬰を立てて天子としたが、のち殺された。(三頃‐二五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例