精選版 日本国語大辞典「玄孫」の解説
げん‐そん【玄孫】
〘名〙
※続日本紀‐大宝元年(701)七月壬辰「大臣、宣化天皇之玄孫」 〔史記‐孟嘗君伝〕
② 子孫。末孫。後裔。
※今昔(1120頃か)六「斛飯王(こくぼんわう)の五十二代の玄孫、善无畏(ぜんむゐ)に伝ふ」
やしわ‐ご やしは‥【玄孫】
※書紀(720)雄略一三年三月(図書寮本訓)「狭穂(さほ)彦の玄孫(ヤシハコ)歯田根(はたねの)命、竊(ひそか)に采女山辺小嶋子(こ)を姧(をか)せり」
やしゃ‐ご【玄孫】
〘名〙 「やしわご(玄孫)」の変化した語。
※慶長見聞集(1614)六「此屋敷は孫、ひこ、やしゃこの末々までもつたはる」
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