宇都宮故実抄(読み)うつのみやこじつしよう

日本歴史地名大系 「宇都宮故実抄」の解説

宇都宮故実抄
うつのみやこじつしよう

五冊

写本 国会図書館

解説 江戸時代の宇都宮町に関する事項を記したもの。巻一には宇都宮地子御免起立など五九件、巻二には伝馬役惣割之事など二五件、巻三には石塚騒乱之事など一二件、巻四には松前御鷹餌取之事など五四件、巻五には明和年間のものと推定される町明細帳を載せる。記述は享和期頃までにも及んでいるが、明和―安永期までのものに比重が置かれている。とくに江戸時代初期の記述が多く、宇都宮町の成立と発展過程をたどることができる。「宇都宮志料」や「宇都宮史」などの記載事項と重複するものが多い。成立は文化・文政・天保のあたりか。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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