明和(読み)メイワ

大辞林 第三版の解説

めいわ【明和】

三重県中東部、多気たき郡の町。参宮街道沿いに発達。斎宮跡があり、大淀おおよどの海岸は歌枕の地。

めいわ【明和】

年号(1764.6.2~1772.11.16)。宝暦の後、安永の前。後桜町・後桃園天皇の代。

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日本の元号がわかる事典の解説

めいわ【明和】

日本の元号(年号)。江戸時代の1764年から1772年まで、後桜町(ごさくらまち)天皇、後桃園(ごももぞの)天皇の代の元号。前元号は宝暦(ほうれき)。次元号は安永(あんえい)。1764年(宝暦14)6月2日改元。後桜町天皇の即位にともない行われた(代始改元)。『尚書(しょうしょ)』を出典とする命名。明和年間の江戸幕府の将軍は徳川家治(いえはる)(10代)。後桜町天皇は、1762年(宝暦12)に異母弟の桃園天皇が崩御した際、皇子の英仁(ひでひと)親王(後の後桃園天皇)が幼少だったため、成長するまでの中継ぎとして皇位を継ぐことになった。現行制度では女性皇族の即位を認めていないので、後桜町天皇が史上最後の女性天皇になる。後桜町は、1770年(明和7)に後桃園天皇に譲位した。1772年(明和9)2月29日、目黒行人(ぎょうにん)坂から出火、江戸の主要部分を焼き尽くす大火が発生した。明和の大火と呼ばれ、明暦の大火、文化の大火とともに江戸三大大火のひとつに数えられている。

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